江戸前寿司は回転しない。
私は寿司に関心がない。
沖縄の人間は寿司を好む食生活ではないからだ。
だから、なぜみんなあんなに回転すしがすきなのか、ホントのところは理解できない。
でも、ウチの近所にもどんどんできるから、流行っているのだろう。一方で昔ながらの
カウンターで握ってもらうすし屋はつぶれていく。
多分味はカウンターのほうがいいだろう。
しかし、FCチェーンは、「皆が食べたいすしを安く提供すること」に成功した。
食材は本部がまとめ購入して安くする。出前持ち3年なんていっていた徒弟制度を無視して、
教育コストをマニュアルに置き換えて、フリーターでも握れるようにする。
繁忙期は人が多く、閑散期には人を少なくして、人件費をミニマムにする最適化オペレーション。
そして、全国展開するための資本をFCという形で地域地域の資本家に持たせて、リスク分散と
スピードを両立させる。
どれをとっても、江戸前寿司のコスト構造で太刀打ちできるものではない。
江戸前寿司は、味ではなく、システムに負けたのだ。
同じように、古本屋はブックオフに、自動車修理工場はオートバックスに負けていく。
日本の国道沿いがすべて同じ風景になるには、システムの圧勝が背景にある。
今読んでいる本「完本 太平洋戦争」 文藝春秋編
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167217457/tyosyakaranom-22
4冊構成の本。悪人呼ばわりされている人、鬼気迫る戦闘中の日記など、迫真の文体が満載。
戦争当時は20-30代の人が多いが、語彙の豊富さなど、アタマが下がる。圧巻は
「戦艦大和ノ最後」 吉田満著 だ。文体、リズム、迫力など、その辺のバカ文章が消し飛ぶ。
読まずに死ねるか!


Comments