金メダルは俺のため?違うだろ!
オリンピックも終盤にさしかかり、めぼしい種目も終わりつつある。
先週は柔道の塚田や鈴木のダブル金獲得をテレビで見ていて、
「おーし!」と声を上げてしまった。
寝不足がちょっとたたり気味だ。イヤほんと。
戦っている選手の激闘、表情に思わず引き込まれる。
勝ったとき、負けたときの視線、しぐさ、泣き顔、笑顔。
はっとさせられるのは戦っている本人たちだけではない。
応援席。
必死の表情で声を上げる、柔道のヘッドコーチ。その顔にこの晴れ舞台までに
選手とコーチ陣が過ごしてきた濃密な時間と凝縮された感情を感じる。
競泳でも観客先に、競泳チームがまとまって座り肩をくんで同じ振り付けで
応援している。こんな練習もしていたらしい。
そして日の丸と君が代。
応援していた人も選手も、その「連帯」の証として、国旗が静かに揚がる様を
起立して凝視する。
鈴木は表彰台で、観客席に向かって右手で左胸に縫い付けてある日本の
国旗マークを笑顔でたたいた。
あるスポーツ評論家は言っていた。「自分のためにがんばったという人が増え
ましたね」
いんや。俺は違うと思うね。
強化チームが、仲間が、恩師が、郷土の仲間が、そして日本の人たちが
応援したこと。それに連帯感をもったこと。それが彼らを押し上げたのだ。
前回、前々回のオリンピックで競泳は皆で励ましあい、戦うというシーンが
テレビに映っていた。柔道もそうだろう。
そんな連帯がだんだん高まった結果が今回に結びついたのだ。
そんなチームが勝っているのだ。
断じて、「俺だけ」野郎が勝っているのではない。
「連帯」こそが勝利の秘訣なのはスポーツだけではない。政治、企業、なんでも
そのはず。
その話はまた。
今読んでいる本:
「上司を動かす」 福田健著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569562426/tyosyakaranom-22
積極的に上司に働きかけて、動いてもらう説得術をひろう。理論はわかる。しかし
やるのはカンタンじゃないけども。


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